
7月は夏風邪に苦しんだボンレスハムです。コロナも流行っているみたいなので、皆さんお気をつけください。。
私がまだ元気だった7月の初旬に万博に行ってきたので、その感想を書いてみました!
私がまだ元気だった7月の初旬に万博に行ってきたので、その感想を書いてみました!
いざ、万博へ!
「大阪万博、せっかく関西に住んでいるのだから一度は行っておきたい!」
そう思いながらも、開幕後、4月、5月となかなか予定が合わず、気づけば行くタイミングを逃してしまっていました。
家から2時間程度はかかるので億劫になっていたというのもあります。笑
そんな中、全社員総会で「万博は1回目に限り、福利厚生としてチケット代を負担してもらえる」と聞き、「これはチャンス!」とばかりに、すぐにチケットを予約。ようやく念願の万博に足を運ぶことができました。
行ってみた感想
まず結論から言うと―― 行って本当に良かった!ーーです!!
大屋根リングは、「とにかくでかい」という噂だけは聞いていましたが、実際にその場で見たときのスケールは圧巻で、想像以上でした。1周はおよそ2kmほどの長さがあり、上に登って一周してみましたが、運動不足を実感させられました。
何より印象的だったのが、各国パビリオンの多彩な個性です。
それぞれの国が全く異なるテーマと表現で、訪れる人々を迎えてくれます。
私は今回が人生初の万博だったので、「万博って国の歴史や文化を紹介する展示が中心なのかな?」と想像していました。ところが実際は、アートやテクノロジー、未来へのビジョンなど、切り口も内容も国によって多彩で、良い意味で期待を裏切られました。
トルコパビリオンの謎の喋る顔

クウェートパビリオンでは砂漠の砂を触れたりも。


ハスカップ、バオバブドリンクに挑戦したり

マレーシアのご飯を食べたり

事前に各国について調べてから訪れると、きっとさらに深く楽しめるだろうなと感じました。
そして、初回の体験があまりにも楽しかったため、気づけばその後も2度ほど再訪。
「通期パスを買うべきか…」とかなり悩みましたが、万博以外にもやりたいことがあったため、ひとまず保留に。
とはいえ、これからまた何度か行ってしまいそうで、「あのとき通期パスを買っておけば…!」と後悔する未来が見えています(笑)
ベルギーパビリオンで出会った「ルネ・マグリット」
数々のパビリオンを巡っていく中で、思いがけない出会いがありました。
それは、ベルギーパビリオンの出口に展示されていた絵。
その作者の名は――ルネ・マグリット。
ネットで調べてみたところ、彼はこんな画家だそうです。
ルネ・マグリット(1898年生)はベルギー出身の画家。シュルレアリスム(超現実主義)の代表的な作家のひとり。
正直に言うと、私は美術についてまったく詳しくなく、ピカソの絵を見ても「ふ〜ん…」という感想しか持てないタイプです。「シュルレアリスム」という言葉の意味すら、今回調べるまで知りませんでした。調べましたが、まだ良くわかっていません。
(脱線しますが、中之島美術館で2026/03まで「拡大するシュルレアリスム」という展覧会をやっています!ルネ・マグリットの作品もあります!!)
そんな私ですが、マグリットの絵にはなぜか心をつかまれ、本当に小さな展示だったんですが、その場をしばらく離れることができませんでした。
後で調べて気づいたのですが、私はマグリットの作品を過去にも目にしていたことがありました。
それは、ディストピア小説の名作ジョージ・オーウェルの『1984』(角川文庫版)の表紙。そこに使われていた作品が、彼の「人の子」という絵だったのです。
まさか万博という場で芸術に心を動かされるとは、まったくの予想外でした。
あまりにも印象に残ったので、帰宅後すぐに画集『マグリット400』を購入。
最近はページをめくり鑑賞する日々です。
おわりに
万博は、未来のテクノロジーや世界各国の文化に触れられる場だと思っていましたが、自分でも気づいていなかった興味や感性に出会える場所でもありました。これから訪れる方には、“予想外の出会い”があるかもしれません!!
のんびりって言葉が好きです