
「〇〇館、✕✕展」が大好物、にぬねです!
私の現場は夏休み早めなので、一足先にお休みをいただいております!
8月前ならまだ混み過ぎてないのでは?!と思って
「デザインあ展 neo」に行ってきましたーーーーーーーー!!!!うひょー。
「モノ」をテーマとしてきたこれまでの「あ展」に対し、今回のテーマは「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」など、わたしたちが行う行為(動詞)。
じぶんのからだも使って体感する作品群で、日常をつむぐさまざまな行為を、デザインの視点からとらえなおしていきます。
https://exhibition-ah-neo.jp/
そもそも「デザインあ」 はEテレの番組でございます。
デザインっておもしろい!デザインって心地いい! 身の回りのデザインにこめられたよりよく生きるための工夫や思考を 斬新な映像と音楽で こどもたちに楽しく伝えます。
https://www.nhk.jp/p/ah-neo/ts/DXJ8QJXWX9/
こどもの頃は見たことなかったんですけどねー。社会人になったときにハマりまして。
今はテレビ持ってないのであまり見てないですが、とても好きな番組です。
前回のデザインあ展 は2018年。7年ぶりの開催嬉しすぎる。
写真と感想をつらつらと
チケットは入場時間を30分毎に区切った形式で、まぁ見る時間しっかり取りつつ夕方近くならキッズが少ないかな~と思い16:30ー17:00入場のものを購入してました。
場所は虎ノ門ヒルズ!
まぁ、先に甘いものが欲しい時間だよね。開催記念メニューがあります!
そんなに多くは要らんしなぁ~ということで、
「そめる」クリアメロンクリームソーダを求めて、ヒルズをうろちょろ。
ばばーん。夏ですな。
3色全部もらえて、青はバタフライピーで、黄色と混ぜたらピンクになるんだろ!とか思ってたら、もらえるのは1色でした。強欲さが…w
“夏”らしく青にしました!
(フリードリンクにレモン水があったから混ぜてみたけど色は変化しませんでした。食べ物で遊んではいけません。)
限定コースターかわいい。
さて、デザインあ展に行くまでの導線のデザインがまずいいんですよね。
いざ展示へ。
今こうしてブログを書いているときも、私は「うつ」という動作をしつつ、同じ「うつ」という動作はしているけど、スペースキーは「かえる」ということをしてくれてるんですよね。(無駄に動画)
隣の子が「こわい」って言ってて笑う。わかるよ、ひとりでに演奏してるピアノとか怖いもんね。
ちなみに、使われているキーボードはHHKBですね。
動画を低速で見かえして、何て打ってるんだろうと追ってみましたが、意味のある文章では無さそう…?解読できたら教えてくださいw
こちらは「オノマトピース」。丼ものやハンバーガーに、おいしいと感じられそうなオノマトペを探して当てはめる展示です。
写真みて気付いたんですが、オノマトペに英訳つけてるのえぐいですね。
ぷちゅってrubbery感ある…?
英訳が各自の感性と合うか話し始めると、一生ここから動けなくなりそうですね。
こちらは「すわる世界」と「すわらない世界」の一部を比較しました。
あれ、エンジニアにとっては意外と右でも違和感がないのでは…?
昇降デスクを手に入れたかどうかなだけ感ありますが、すわれる選択肢自体がない/概念がないのはちょっと嫌ですねぇ。
左下は寝釈迦にはならないんだとか変な見方をしてしまいます。
こちらは「もちてのむれ」。
「もつ」という動作より「にぎる」のものがある?いやでも「にぎる∈もつ」か?
というかこれだけの「もつ」という動作に対して、適応した手の形にして目的果たしてる人間スゲーと思ったり。
でも順番が逆で、人間の手の形に合わせて目的を果たすのに最適な形を模索した結果 がこれらなんですよね。
んーこれぞデザイン。
あと、私はどの展覧会でも「会場のデザイン」を見るのが好きです。
TOKYO NODEという会場は、天井にカーテンレールのようなものがあり、これで空間を区切ることも出来そうですね。
でもデザインあ展では、天井から空間自体を区切る箇所はありませんでした。全体は見通せるようになっています。お子さん多いもんね。
カーテンレール的なものは使わず、別のところから、コーナー名をつるしたり、体験ゾーンのスポットライトが適宜設置されています。
色も白を基調としていて、看板も角丸でやわらかい印象。
ところどころ色を使いますが、基本は「動詞」を見せるためにシンプルにしていそうです。
「このコーナーの場所である」ということを明示するためでしょうか。
行列用のポールもありますが、足元にも空間を区切るための工夫が見て取れますね。
展示ホール自体にはないはずなので、この区切りの床はどうやって固定しているかとかも気になります。
映像と光と音響を組み合わせる展示は、どうやってその空間にしているか気になるので、よく天井を見上げています。
どこにスピーカーを埋めていて、各装置をどうやって支えているのか気になる。ナニモワカラナイけどw
「みんなのあ」のコーナーもありました。
こういうコーナー、誰かと一緒に来ると(待たせちゃうし、恥ずかしいし、やめとこ)と思って絶対スルーしちゃうんですが、
ひとりだと挑戦しやすくていいですよね。
安直に、黒背景に緑であの言葉を。
レタリング下手過ぎますが、フリーハンドにしては頑張った方やろ。自己満だいじ!!!!!
たぶん隣の人からは、黒鉛筆で塗りつぶし始めたのを見て心配したことでしょう…w
ここで結構時間を食いました。
ひとりで来ているので、時間を気にせず更に並んで「デッサンあ」もチャレンジしました。
この中のどこかにいます…w
無心で何か塗ったり描いたりするのって気持ちいいですね。
最後は物販で「アクリルのあ」「あアクキー」を購入して帰路につきました。へへ。
おわりに
展覧会の最初に必ず飾ってある「企画への思い」とかを読むのも、大好きです。
「デザイン」と言われると、表層的な意匠やグラフィック的なことだけを指す言葉として使われがちです。
「デザインあ」は、ごく身近なものごとにひそむ「使いやすさや心地よさの工夫をみいだすこと」で、
「デザインが ”人と人、人とものを、よりよくつなぐ知恵”であることを伝えよう」と定義したそうです。
エ業デザイン、グラフィックデザイン、音、文字、しくみ、建築、人の動線、明かり、時間…
さまざまな分野のデザイン、つまり設計が存在します。
コップは、”人”と”のむ”を繋ぐデザインだそうです。
わたしの作るAPIは、システムは、取り組みは…
人と何をつなぐデザインなのか。
そんなことをぼんやり思う展覧会でございました。
ちなみに夕方に行こうがキッズと大人で溢れてました!w
デザインあ展neo は、9/23(火祝)まで東京で開催中です!
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」 とりあえず興味のむくままに動く人。 なんでも検索しちゃう。 夕方の帰り道に世界が青く見える現象の名前を永遠に覚えられなくて毎回検索している。 おそらく社内ブログ随一の長文タイプ。反省はしている。後悔はしていない。