
お疲れ様です!
気候はすっかり秋になりましたね~
秋といえば、読書の秋、食欲の秋、芸術の秋などと言いますが、
今回は(も?)食欲の秋です!
ということで、今回はなんと平日に生地から「ピッツァ」を作って焼いてみたいと思います!
平日に「ピッツァ」作れるのはある意味「リモートワーク」の特権ですね。
生地さえ出来てしまえば冷凍しておけるので、急に「ピッツァ」が食べたくなっても安心です!
ピッツァとピザは別物
私はイタリアンの「ナポリピッツァ」生地の「カリッモチッ」とした食感がすごい好きなんですが、
世間で認知されている「ピザ」の大半は「アメリカンピザ」で、「パン」の生地を薄く伸ばしたもので「パンピザ」なんですよ。
気軽に食べようと思うと「デリバリー」で届けてくれるのは大半が「アメリカンピザ」で求めているものとは違いますし、
「ちゃんとしたイタリアンのお店」に行くとなると気軽に行くにはコストが掛かり過ぎます。
「ナポリピッツァ」生地の「カリッモチッ」とした食感を気軽に味わうには、じゃあもう作るしか無いですね!
ピッツァ作りの作業工程
作業としてはざっくり下記の日程感で行きます。
- 仕事終わりに生地を仕込むのが2時間
- 冷蔵庫で低温発酵に2日
- 仕事終わりに焼いて食べるのが30分
特に「長時間低温発酵」がポイントで、
「低温発酵」を行うことで生地が柔らかくなり、「モチモチ」の生地に仕上るらしいので、熟成が一番大事な工程になります。
ピッツァ生地の材料
- 強力粉(カプートコッサロッソ):1000g
- イタリアで「ピッツァ」の為に作られた、長時間発酵に耐えられる小麦粉です。
- 水:650ml
- 家庭用のオーブンで焼く場合は焼成温度が低いので650mlですが、釜で焼く場合は600mlです。
- 塩:25g
- イタリアの水は硬水なので、日本で作る場合は硬水に近づける為に「にがり」を含んだ粗塩が良いです。
- ドライイースト(赤サフ):1.5g
- 夏:1g、冬:2g、春秋:1.5g
ピッツァ生地の作り方
0.事前準備
- 手はキレイに洗ってアルコールで消毒します。
長時間発酵を行うため雑菌が繁殖しないようにする必要があります。 - 小麦粉がダマにならない様に事前に振るっておきます。
1.塩と水を混ぜる
ボウルに塩と水と混ぜて溶かしておきます。
2.小麦粉2割とドライイーストを投入
ドライイーストを溶かして馴染ませる為に小麦粉2割を一緒に水に加えてかき混ぜます。
3.残りの半量の小麦粉を加えて混ぜる
小麦粉を加えるとモッタリした生地になるので、ヘリについた生地を取りながら生地を握るようにして馴染ませていきます。
4.少しずつ小麦粉を加えながらこねる
写真の様にヘリや手にくっつきづらくなってくるまで、拳で外側から内側にすくい上げる様に菊練りをしていきます。
このとき、小麦粉を1割程度残して下さい。
残した小麦粉は打ち粉として利用します。
5.生地を折りたたむ様に練ってグルテンを形成する
写真ではボウルの中で練っていますが、台の上で体重を掛けるように折りたたみ練ったほうがやりやすいです。
大体10分~15分ぐらい練って行きます。
慣れるまではもう少し時間が掛るかも。
練りが終わった生地は写真の様に引っ張っても千切れないで伸びるようになります。
このぐらい引っ張って薄い膜が出来ずに千切れてしまう感じであれば練りが足りないです。
6.生地の一次発酵を30分行う
生地を丸めて濡らしたフキンなどを被せて30分一時発酵を行います。
一次発酵が終わると少し生地が膨らんで、発酵前よりも伸びが良くなります。
7.生地の分割~二次発酵
生地を取り出して打ち粉をして、生地をスケッパーで分割していきます。
生地はおおよそ12分割でSサイズ、8分割でMサイズの大きさが作れます。
分割した生地はタッパーやバットに間隔を開けて配置してラップをしておきます。
このとき少し隙間を開けるようにして発酵を促します。
この生地を冷蔵庫に入れて2日間低温発酵させます!
ピッツァの焼き上げ
1.ソースの準備&オーブンの予熱
マルゲリータに使うトマトソースはトマト缶と塩のみで作ります!
1%分の塩を加えて手でトマトを潰しながら少し固形が残る様にソースを作ります。
- トマト缶(ホール):400グラム
- 塩:4グラム
オーブンは今回はアラジンのトースターにピザストーンを組み合わせて280度で予熱しておきます。
2.トッピングと焼成
はい、生地の伸ばし方が下手くそですねw
厚みが寄ってて形も歪んでますw
トッピングはシンプルにトマトソースとモッツアレラチーズとバジルのみのマルゲリータにしました。
最後の写真はトースターで焼いて3分ほど経過したところで、耳が膨らんでいるのが分かります。
ですがトースターだと耳に焼き目ができる前にバジルが焼き上がってしまうので、耳の部分はバーナーで炙って焼目をつけることにしました。
4.焼き上がり
「ピッツァマルゲリータ」堂々完成
どうですか?
なんか焼色をつけるだけで一気ににそれっぽくなりますねw
味は苦労して作った分めちゃくちゃ美味いです!
シンプルな「伝統的ピッツァ」なので「赤ワイン」がよく合います
最後に
どうでしたでしょうか、今回はテレワーク企画でやってみましたが、普通に趣味として今後もやっていきたいと思います。
皆さんも是非挑戦してみて下さい。
自分で生地から作った「ピッツァ」は格別ですよ!
そして、「ピッツァ」を作るうえで生地を伸ばすのが一番むずかしいです。
伸ばす工程が上手くいかず、ほぼ毎週「ピッツァ」作りまくってたので、とうとう嫁から私へのあだ名が「ピッツァ」になりましたw
これ、社内でも披露出来ないかちょっと検討中なので、我が家の食事はもう少し「ピッツァ」が続きそうです。
いつも心に一匹の柴犬