
「めっちゃノリノリで聞いてるな、と思ってパソコン覗くと吹奏楽だよね」と言われたことがあります、にぬねです。
吹奏楽でクラリネットで部長とかやってた、と言うと「やってそ~~~」と大体言われます。
ついでに合唱コンクールでは伴奏者だったこともあり「ちょっと男子ぃー!」を地で行ってました。
みなさんの学生時代に居たでしょ、そういう女子。
それです、私。
今日は8/31(日)の思い出を書きなぐりたいと思います。
ブログ書くつもりで行かなかったが、想いがアレでソレなので吐き出したい。写真とかはない。
8/30(土)夜、戦犯youtube
青春を吹奏楽部で過ごしたので、たまにyoutubeオススメで唐突に楽器関連の動画が流れてくるんですよね。
知らん曲が増えてて月日の流れを感じる。
無理、吹奏楽を聴きたい。
イヤホンじゃなくて音圧を感じたい。
明日やってるコンサートを探せええええええええええ!
ということで奇跡的に見つけたのが
東京理科大学神楽坂吹奏楽団 第19回定期演奏会
青春の勢い × 大人の深み。大学生が届ける!今だけのサウンドを是非
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 大ホール
入場無料 自由席
い、いいんですか?!高校でも定演でチケ代有料なとこあるのに無料でいいんですか?!ガチ?!
しかもマードックやるんですか?!
行きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
学生の定期演奏会ってグッと来るね
待って通報しないで。怪しい人じゃないんです。
大学になっても吹奏楽部に入るって、やっぱ楽器好きの変態(褒めてる)が多いんですよね。
学生定期演奏会のココがいい。
- パンフレットがかわいい
- セットリストだけのペライチじゃないんだよ…
- パート紹介とか行事紹介とかあるの。青春が過ぎる。胸が苦しい。
- 司会と台本がもうね、いいよね
- 社会人になってくると司会だけ外部に頼んだりするんですけど、学生のあの何、特有の若さが眩しい。
- 少し緊張で震える台本の紙とかたまんないよね。
- アンサンブルの選曲が変態(褒めてる)
- 全体には人気曲も入ってるけどアンサンブルは趣味全開の攻め攻め。知らん曲だが変態さだけが伝わってくる。(社会人楽団だと小さい子向けや大人向けに定番曲になりがち)
- ユーフォ2本チューバ2本のアンサンブルおもろい。
- 学生指揮者がいっぱいいる
- 年間スケジュールみるとコンクール出てないらしく、むしろ学生指揮者しか居なかった。
- 指揮者がこんなに変わる演奏会ってあんまりないよね。部活っていいね。
- 最後のほうに泣く後輩が居る
- まぶしいよぉ・・・。
- 夏の定演が4年生は最後なんだって。そりゃ泣くよね。
- それを頭とか背中ポンポンする先輩ね…なにそれ…尊…。
J-POPの吹奏楽版ておもろい
やってた曲を一部紹介。やっぱWindsScoreよな。
あとはゲーム音楽、ジブリも定番すね。演奏本家の東京佼成公式チャンネルで上げてくれてるの神。
私が中高くらいはオレンジレンジやGReeeeNが流行ってたんですが、ああいう系は音階が同じことが多くて、かっこよく吹くのむずかったな~。
ジブリ、ディズニー、ゲーム音楽、あとなぜか嵐。
この辺は吹いてて気持ちよかったすね。
あとは Dixieland Jazz (トランペット、トロンボーン、クラリネット、チューバ、コントラバス、バンジョー、ピアノ、ドラムみたいな謎構成が基本のJazzスタイル)の曲もやってました。
いいよね~。バンジョーってとこがまたいいよね。
高専時代に先生がバンジョー持ってたから、先生も含めてバンド組んでどっかの地域のちっちゃい秋祭りに吹きに行ったなぁ。
中二心をくすぐられる作曲家 樽屋雅徳だけ覚えてほしい
今回のコンサートのお目当ては、「マードックからの手紙」というタイタニック号の一級航海士だったマードックを題材にした楽曲でした。
この曲を書いた樽屋雅徳さんの曲はねぇ…すごくいいんですよ…。
ストーリー性がすごくて、場面が浮かぶの。
もうこれでアニメ作ってくれよみたいな。
マードックもいいけど、めちゃ難しくて吹くとテンションがあがりまくる曲はマゼラン!!!!!!!!!!
もう、好き。LOVE。
マゼランの未知なる大陸への挑戦 / 東京佼成ウインドオーケストラ
これだけマジで聞いてほしい。
いや聞かなくてもいいんだけど、私はホントに大好き。
(ここからオタク特有の早口)
初手で海!!!!て分かるのがすごい。
波のうねりを感じる旋律から、静かに木管で高まらせつつ、一気に金管で大冒険感と広がりが出てからも、裏でずっと波の表現が鳴り続けているのがまたいい。最高。
なんで?なにがどうなると海感を出せるの。分からない。
もう絶対、波乱に満ちた大航海始まるじゃん。
で、1:10から始まるさ、打楽器の勇ましさっていうの?なに?そこから入る低音たちね。気合入りまくった弦バスのおっちゃんがまたいい。最高すぎんか。で追い打ちをかけるホルンのグリッサンド(ウォン↗ってやつ)!!!!譜面がおいしすぎる。私がホルンだったら一生そこ練習しちゃう。からのクラリネット。この民族感、めっちゃいい。またホルングリッサンドに戻りつつ、歯切れのいいトランペットとサックス。クラが表拍でサックスが裏拍の掛け合いアツい。音階と共に緊張感を高めていくトランペットとトロンボーン。風と波にあおられクルクルしている木管たちと主題を展開しつつ、一気に駆け上がって転調。ここはボーンがまた音階で圧を上げながら、ペットは木管系と同じ旋律ぽいですよね。これ木管が船員で金管が荒れ狂う波なのかなぁ。同じ旋律でやりあってる感がめちゃある。知らんけど。そしてパーカスで締める。
荒れた波を乗り切る感じ。もう船員たちが荒れ狂う波と戦ってバタバタしながら水しぶき浴びてんのが見える。見えるぞ。ど、どうなっちゃうんだ?!船は無事なのか?!みたいな一回暗転するアレ。
(ここまでオタク特有の早口)
まだ妄想はいくらでも話せるし、ココ好きポイントいくらでも言えるんですけど、この辺にしておきます。(まだ半分も行ってないw)
とにかく樽屋さんはこういう曲が多くて、大人気です。
おわりに
行けてよかったです。ありがとう理科大。演奏会行くの10数年ぶりだった。やっぱいいよな吹奏楽も。
紹介したJ-POP後半2つやマゼランを演奏しているのは、東京佼成ウインドオーケストラ。
日本で最高峰のプロ吹奏楽団すね。(そもそも吹奏楽にプロというのが少ない。)
秋にドラクエⅠ,Ⅱ,Ⅲのコンサートするとのことで、行きたいと思います。東京佼成を生で聴くの初めてなんだが!!!楽しみ過ぎる!!!!!
チケット取れたの嬉しい。
てか吹奏楽のチケットって他に比べて安い気がする。行き放題じゃん(行き放題ではない)。
最後に帰りに食べた新宿西口方面にある 伊之瀬 の特上昆布水つけめん+味玉トッピングの画像でお別れしたいと思います。
(うまかった。夏にいいすね。が、別に特上にする必要はないかも。なめこのは旨かったが、通常のつけ汁だけでうまい。行くかたは通常な昆布水つけめんをオススメします。)
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」 とりあえず興味のむくままに動く人。 なんでも検索しちゃう。 夕方の帰り道に世界が青く見える現象の名前を永遠に覚えられなくて毎回検索している。 おそらく社内ブログ随一の長文タイプ。反省はしている。後悔はしていない。