【本を読もう】エンジニアにお勧めの書籍紹介_Vol5
いつもルトラの会社ブログをご覧いただきありがとうございます。
おじいちゃんです。
今回は前回軽く紹介した2冊のご紹介となります。
シリーズ物っぽさがあって良いな~っと個人的には思ってます。
今回紹介する2冊
前回の私の投稿で名前を触れた2冊をご紹介します。
「ユーモアは最強の武器である」
「Chatter 頭の中のひとりごとをコントロールし最良の行動を導くための26の方法」
今回に関しては、前回投稿にて名前はご紹介済みなので、
ババンっと最初から2冊出していきたいと思います。
それぞれどんな本?
と言う事で、それぞれの個別のご紹介
まずは、「ユーモアは最強の武器である」
こちらは「スタンフォード大学 ビジネススクール」で大人気の講座を持たれている
ジェニファー・アーカー女史とナオミ・バグドナス女史による書籍となります。
本書では「ユーモア」とは何なのか?どういうマインドで「ユーモア」を捉えるべきか
そう言った観点を含め、まとめて書かれています。
実際、日本の文化的な側面も大いにありますが、ビジネスシーンでは常に真面目に
と言うような風潮を感じられてる方も多いのではないでしょうか?
ただ、皆さんどうでしょうか?
仕事をする上で、常時100%緊張感のある空気の中で、兎に角目の前の業務をこなし続ける。
そんな仕事したいでしょうか?
私はTPOを弁えて、メリハリのある中で、時に同僚や上司とくだらない話で盛り上がりながら
暖かみのある空気感の中で仕事をしたいです。
特に失敗した時なんて、「どうやって上司に報告すればいいんだ?怒られるに決まっている」
と言うような緊張感で報告したいですか?
ついつい「言いにくい」「後で」なんて事になって、取り返しが付かなくなった事ないでしょうか?
そんな時に、「お!そのパターンやったか。俺(私)も若い頃似た事やってこってり怒られたわ~(笑)」なんて
ちょっとしたユーモアを交えながら報告を受け入れてくれつつ
次回に同じ失敗をしない為の対策なんかを教えてくれたり、一緒に考えてくれる上司だったらどうでしょう?
自分の失敗は失敗として、しっかりと反省した上で、しっかりと成長出来そうな気がしませんか?
本書で言っている「ユーモア」とは、そう言った「気遣いが出来る事」だったりを
総括して「ユーモア」と表現しています。
私自身、「すべらない話」は得意ではありませんが、
本書を読んで、こういった気遣いの部分のユーモアは出来そうだと感じて非常に感銘を受けました。
本書の中にはもっと色々な事例などを含めて紹介されていますので、
ご興味のある方は是非一度ご覧ください。
370ページと中々のボリュームですが、非常に読みやすい本となっていますので
結構さらっと読みきれる本となっています。
続いて、「Chatter 頭の中のひとりごとをコントロールし最良の行動を導くための26の方法」
皆さん、何かを考える時って、自分の頭の中で自問自答しませんか?
その自問自答している思考に登場する、頭の中の自分をChatter(チャッター)と呼称し表現しているのが
この本のタイトルとなります。
この本は、我々の様なエンジニア業界の人には是非とも読んで欲しい一冊となっています。
なぜか?
私達は、体を動かしたり、決まり切った行動を繰り返す様な仕事ではなく、
常に自分の記憶や経験から自分の中の答えを導き出す様な仕事をしているからです。
そうです。本書で言うChatterと常にやり取りをしている様な業種だからです。
そして、職業病と言っても過言ではない位、自問自答を繰り返す事で
時にあらぬ方向へ思考が飛び火してしまい、
自己否定の様なマイナスな自問自答を無限ループの様に繰り返してしまう人が多く輩出される業界でもあります。
そう言ったマイナスなChatterとの対話をなくしていく、もっとシンプルに色々な事を考える。
また、客観的な視点を持つことがいかに重要か?
と言った様な事を詳しく書いてある書籍となります。
以前、私自身が心の病に陥った経験に関しても触れましたが
本書に書かれている様な事を私も意識をするようにしていますが、
改めて本書を読む事で、再度強く意識をしたり、より自分の考えをシンプルに見つめなおしたり
と言うきっかけを与えてくれた一冊となっています。
ご自身で、思考の渦に囚われがちだな~っと思う方は是非こちらの書籍もご一読ください。
最後に
前回も申し上げましたが、
本当に4冊全部読むと、思考のリンクと言う感じで、
あの本のこの部分とこの本のこの部分って結果繋がってる。
と言う実感が持てると思いますので、
4冊全部を是非読んで、おじいちゃんと同じアハ体験をしていただければと思っております。
今回もお読みいただきありがとうございました。
おじいちゃん
入社月の社員総会で、初対面の「いかさん」にこのあだ名をつけられました。