ワールドトリガーに思う仕事への取り組み方No.2
こんにちは!
最近、QuizKnock(クイズノック)というYouTuberにハマっている武村です!
↑ 私のイチ押し動画です(笑)
RSA暗号とはなんぞや?ということを解説している動画なのですが、システム開発に携わる人は知っておいて損はない知識です。面白いのでぜひ(^^)/
さて、今回も
【勝手にシリーズ化】ワールドトリガーに思う仕事への取り組み方No.2 です!
紹介したいシーンがたくさんあって、一回では終わらなかったからです。。ワールドトリガーが面白いから仕方ないですね。。┐(´д`)┌
あらすじなどの説明は省きますので、気になる方はNo.1を読んでください。
前回は「個人の努力の方向性」みたいな話をしたかと思いますが、今回は会社としてこういう風にやっていけたらいいよねという話をします。
目次
エスカレーションとは
「エスカレーション」という言葉、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
以下のような意味です。
エスカレーションとは、段階的拡大、激化、上申などの意味を持つ英単語。ITの分野では、「より大きな範囲に対象を広げること」「発生した問題などに対処できず、より上位の存在に対応を要請すること」という意味で用いられることが多い。
ーーーIT用語辞典e-Wordsより引用
ビジネスの場面では、「上司に対応を仰ぐ」という意味でよく使われますね。
上記のように、よく使われる「エスカレーション」という言葉ですが、なぜエスカレーションを意識する必要があるのか?を今回改めてきちんと考えてみたいと思います。
なぜエスカレーションを意識する必要があるのか?
エスカレーションの大切さを理解できるシーンがワールドトリガーにあります。
主人公の修くんは、自隊のメンバーのことでトラブルがあり、メディア対策室 室長の根付さんにアポイントを取り相談に行きます。
メディア対策室とは、TVや新聞・雑誌などの各種メディアに対応する広報部のようなものだと思ってください。
出典:ワールドトリガー コミックス20巻より
修くんの持ってきたトラブルは、もし事が大きくなればボーダーの評判に関わるであろう重大トラブルでした。
とてもじゃないですが、いち部隊の隊長にどうにかできるレベルではありません。
なので、修くんはすぐに根付さんに連絡を取り問題を上位にエスカレーションしたのです。
もし、自隊のメンバーのことだからと修くんが問題を自分のところで留め置き、上司にエスカレーションしなければ、さらに問題は大きくなっていた可能性があります。
(実際は、他隊もそのことに気づき報告していたため、根付さんは先んじて対策を行っていましたが)
そうならなかったのは、修くんがすぐに問題を上位にエスカレーションし、事態が深刻になる前に対策を打てたことが大きいです。
出典:ワールドトリガー コミックス20巻より
根付さんも言っているように、自分の手に余ると思ったらすぐに上司にエスカレーションすることは、決して悪いことではなく、むしろ褒められるべきことなのです。
ここまではエスカレーションの大切さ、ひいては部下から上司に報告することの大切さについて述べてきましたが、次は、上司から部下へ指示する際に意識しておきたいことです。
指示系統を明確にすることの大切さ
ボーダーは侵攻してくる近界民(ネイバー)に対して日々防衛戦を行っているので、複数の部隊が合同で敵にあたることがよくあります。
その際にだれが指揮を執るのか、これはとても重要なことですが、合同部隊のため隊長も複数人おり、その中でだれが全体の指揮を執るのか決めなければなりません。
出典:ワールドトリガー コミックス15巻より
上の流れを説明すると、
二宮さん(20歳、元A級部隊だが今はB級)が指揮を執ろうとしたが、加古さん(20歳、A級6位)に止められる。
↓
来馬さん(20歳、B級)が嵐山さん(19歳、A級5位、この場におけるランク最上位)にランク順か年齢順のどちらで指揮を執るべきか確認する。
↓
嵐山さんは諏訪さん(21歳、B級、この場における最年長)に指揮をお願いする。
↓
諏訪さんが指揮を執ることに決定。
という流れです。
最終的に諏訪さんが指揮を執ることに決定しましたが、結局二宮さんに案を聞いたため、最初と変わらんやんwwwと当時の私は思いました。
しかし、後々よく考えてみるとこれはとても意味がある行為だなと思いました。
なぜなら、指揮権を明確にしないまま、なんとなくの流れで二宮さんが指揮を執ったとして、隊員側からの視点だと、何か不測のトラブルなどが起こった際に、自隊の隊長と二宮さんから異なる指示が飛んできた場合、どちらの指示に従えば良いか判断がつかない可能性が捨てきれないからです。
彼らがしているのは戦争なので、一瞬の迷いが命取りになります。
そのため、流れで二宮さんに指揮を任せるのではなく、最年長として諏訪さんを全体の指揮に立てた上で二宮さんに立案を任せるのは、とても合理的だと感じました。
そうすれば、隊員はだれの指示に従えば良いのかが明確なので、有事の際に素早く動くことが可能です。
これは普段の業務でも重要で、現場などでも指示系統が示されているかと思いますが、それを常に意識して動くようにすることが重要です。
自分がだれから指示をもらってだれに指示を投げるのか、だれから報告をもらってだれに報告を投げるのか、指示や報告の内容によって伝えるべき人が変わることも考えられるので、臨機応変に対応できるようにしていきましょう!
最後に
ここまで「エスカレーションを意識して動くことの必要性」と、「指示系統を明確にすることの大切さ」について触れてきましたが、基本的に現場での動きを想定しています。
現場では、複数の会社や立場の人がいるので、自分がどの立ち位置で上位と下位にだれがいるのか意識して行動する必要があります。
しかし、社内でのエスカレーションは基本は担当リーダーで問題ないですが、もし他のリーダーの方が都合が良いとかあれば、気軽に相談していただいて全然構いません。
先に述べたように、何か自分の手に余る問題が起こった際に、自分だけで処理しようとせず、問題が大きくなる前にエスカレーションするよう心がけてください!
それが実現すれば、だれもが気軽に相談し円滑に問題解決に動ける、そんな会社になれると思います( *´艸`)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
性懲りもなくNo.3が出たら笑ってやってください。。(^^;
それでは今回はこれにて失礼いたしますm(__)m
武村
圧倒的犬派です。猫も好きです。