AWSの公式ゲーム遊んでみた~Card Clash & Cloud Quest~
存在だけは知っていたAWSの公式お勉強ゲーム。
遊んでみたので、その感想ブログです。
こんにちは、”AWS軽く触ってたけど勉強まではしてなかったら新現場で必要になって焦って勉強している” にぬねです。
ルトラには福利厚生として資格取得奨励金制度があります。
「資格受験の合否に関わらず受験料を負担。また、会社が指定する資格を取得した場合に奨励金を支給」というものですね。
2024年04月に資格取得奨励金の指定対象となる資格が拡充されました!
その中にはAWS試験系も含まれています。
これまでも試験料は負担してくれてましたが、さらに奨励金がもらえるのは嬉しいですね。
Dev/Opsが広がってきている昨今、必須までいかずとも尚可スキルにAWSを上げる案件が増えてきたなという感触があります。
現場での必要性と、ルトラの後押しもあってAWS勉強中なので、
AWSに触れ始めた/触れようかなという人の参考になれば幸いです。
目次
AWS勉強で触れたことがあるもの
ゲーム前に持っていた知識。
事前知識なくてもゲーム自体は遊べます!!!
あくまで参考情報。
・AWSome Day Online Conference(この書き方でオーサム デイと読ませてくるAWS)
「AWS クラウドの基礎を 3 時間で学ぶオンラインイベント」。
現場調整して平日の午後に受けました。無料です。
個人的には受けてよかったですね。初心者としてぼんやり知っていたけど曖昧だった部分がクリアになります。
本を読もうとすると数日掛かりますが、3時間で基礎的な全体像に触れられるのはデカい。
・AWSエンジニア入門講座―学習ロードマップで体系的に学ぶ
よく使われる基礎的なサービスを説明してくれます。現場の方がオススメして貸してくれて、基本的なサービスの全体像をinputできる本です。
・いちばんやさしい新しいAWSの教本ー人気講師が教えるDXを支えるクラウドコンピューティング
普段AWS導入や運用のサポートをする人たちが書いた本で、IT畑に居なかった人にも向けて丁寧に書いてある本でした。
運用要素が強めなので資格勉強のために読むということにはやや向いていないかもしれません。
サービス理解やAWS運用の解像度をあげるのに役に立つ本です。
AWSの公式ゲーム
基礎的なサービスの全体像は知っている状態で、
そろそろCLF取得のための資格勉強しようかな~~でもちょっと腰が重いな~~~
ということで一回遊んじゃお~~と触ったのが公式ゲームです。
存在はAWSome Dayから色々飛んでたら見つけました。
・遊ぶにはAWS Skill Builderへの登録が必要
・無料で遊べる範囲あり
・それ以上のレベルはAWS Skill Builderのサブスク登録が必要
今回は2つ紹介しますが、先に言っておくと、
どっちもCLF資格取得のための直接的な勉強にはならないと思いますw(受験後追記) ↑ こちら大嘘です!
試験終わった今にしてみると、めちゃくちゃ役に立ちました!!!特にカードゲーム!!!!
「そのサービス、カード画面が頭に浮かぶぜ」と問題解きながら何度もなりました。
試験受けるなら遊んどくのが吉!!!!
・サービス同士のつながりをアーキテクチャ図として見てみたい。
・AWSコンソールを実際に触ってみたい。
(受験後追記)
・基本的なサービスは分かったけど、試験範囲のサービスは網羅できてない不安感を軽減したい。
・名前の法則が分かりにくいAI系サービスに強くなりたい。
・問題集解きながら「なんだったらQuestで設定したが?おん?」と強気になりたい。
・案件面談の材料(ネタ)として、資格(知識)だけじゃなくてコンソール操作経験も追加で持っておきたい。
こんなニーズに合うと思います。楽しかったですし、私は有用に感じたので、気になる人は遊んでみてみるとよいでしょう。
AWS Card Clash
公式ページ
https://aws.amazon.com/jp/training/digital/aws-card-clash/
こちらは英語版しかないのですが、AWSのカードゲームです。
カードゲームにしたの謎すぎて意味わかんないですねw
英語のお勉強にもなります。わかんなくても雰囲気で行けます。
CREATUREとか不穏な文言がありますね。
・CLFは全Stage15。
・盤面はアーキテクチャ図。適切なサービスのカードを置くことで記載のポイントゲット。
・対戦相手はAI。盤面埋まったときに相手より多くのポイントをゲットしていると勝ち。
・左に控えているCREATUREのミスゴリラはたまに攻撃してくる。せっかく取った個所を相手のも自分のも公平にぶっ壊してくる。
・プレイ中の音楽はなぜかケルト音楽。無印良品にいる気分になる。
・個人的には難易度がバグっていて、ゲームが下手だと普通に負けたり、なかなか★3で勝てない。圧倒的ポイント差じゃないと★3にならん。
・引き分けは★0です。悲しい。
・全然知らんサービス出てくるStageとか普通にある。そんなの本で出てこなかったが???CLFで必要?嘘だろ?となる。勉強になる。
・ステージ開放には必要な★の数が決まっている。(なおStage15は★25必要。★があと一つ足りず解放できなかったので周回するはめに)
・1週目の私の★は29/45。コンプリート遠すぎる…w
・1週目は知らんサービスも出てくるし英語だしで、結局3時間半…。
・コンプリート!!!!!
簡単そうだと思いました?
相手がとった場所の奪い取り…
奪い取りやミスゴリラを防ぐためのカード…
体力の概念…デッキ運…
などがあるので、実はすんなり勝たせてくれません…w
相手に奪われた箇所をミスゴリラが破壊してくれるとナイスぅ~!となります。
英語苦手&カードゲームへたくそマンの私は全体的に5時間くらいでした。
Stageのシステム説明だけでアーキテクチャ図が思い浮かぶようになれるとよさげでした。(きっと覚えるために難しくなってるんだよね!!!!)
なぞに準備がよく、スマホアプリ版もあります。
Solutions Architectのほうも無料で遊べます。全12Stageみたいですね。
CLF受かったらまた遊びたい。というか絶対やる。
AWS Cloud Quest
公式ページ
https://aws.amazon.com/jp/training/digital/aws-cloud-quest/
こちらは2023/10に日本語対応版が出てます!やったね!!!!
AWS Cloud Quest は、実用的な AWS Cloud スキルを身につけるための唯一の3D ロールプレイングゲームです。
~~
クラウドスキルを学習して応用し、仮想都市の市民を助けましょう。
だそうです。
ちなみにCLF取得済み&取得資格が6か月で期限切れる状態でこのゲームを遊ぶと、ゲームコンプで再認定してくれたらしいのですが、ベータ版が終わって2024/05末をもって有料になったそうです…。悲しい。CLFまだ持ってないけど。
・キャラメイクできる。
・仮想空間でIT問題を解決していく…ってことでコレクター・ユイに気持ち寄せたんだけど誰か伝わる人いる?
・wasdで移動できるみたい。なおマウス操作で十分。
・楽しみ方はいろいろ。
・基本的には困っている住人に話しかけ、サポートを開始。
・住人のキャラ(語尾のくせ)がある。英語版だとどんな風にしてるか気になる。
・簡単な概要説明、やることの計画、指示に従って操作する実践、指示なしで追加操作を行うDIYの4step。
・実践では、sandbox的なAWSコンソールを立ち上げてくれる。
・AWSアカウントの無料分で触ろうとするより安全に(課金の心配なく)、実際のAWSコンソールを触れる。
・指示はめちゃめちゃ丁寧なのでそれ通りにこなすだけ。
・DIYも難しくないレベル。
・課題をクリアしていくとなんだか色々解除されていく。
・CloudPractitioner自体の課題は12個。
・再認定のロールを選ぶとCandidate IDを入れる必要があるよーと出てくる。
・課題クリアのたびに、だんだん溜まるバッジマーク。
・コンプ魂が刺激されてやる気になる。
・無事コンプリート!!!
バッジページ見せられるみたいなので貼っちゃお。
https://www.credly.com/badges/5f6dfb4a-30e6-4dff-ae69-e27dd4ef952e/public_url
バッジはこのアカウントに溜まってくみたいですね。
LinkedInとかXとかへも共有できるみたいでした。
全体的な所要時間は11時間くらい?
火水木の業後+日曜日でやって終わったので4日間くらい。
終わりに
CLF系だと、あともうひとつAWS Escape Roomという脱出ゲームもあるみたいなんですが、
こちらはフルで遊ぶにはAWS Skill Builderのサブスク登録が必要でした・・・。
月額$29(今だと4500円ぐらい?)…うーむ。いいお値段しますな。
AWS Skill Builder自体はコンテンツめちゃ多いので、無料分(=初心者)の消化が終わって、もう少し上のスキルが必要になったときに検討したいところ。円安つらい。
そんなわけで公式ゲームを遊んでみました。
CLF資格取得前の繋ぎとして遊んだものの、
「資格の最短勉強」としては不要そうですw
(受験後追記) 最短ではないですが「資格勉強の補強 or ファーストステップ」としては最強です!!!!!!
「AWSの勉強」としてはいい教材でした!!
たのしかったです。
社内でもし気になる方がいれば懇親会のときにでも声かけてください!
画面共有してお見せしますw
お遊びもすんだところで、試験勉強していきますかー。
AWS系で、他にオススメの教材やイベント、サービスなどあれば
ぜひ教えてくださいね。
にぬね
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」
とりあえず興味のむくままに動く人。
なんでも検索しちゃう。
夕方の帰り道に世界が青く見える現象の名前を永遠に覚えられなくて毎回検索している。
おそらく社内ブログ随一の長文タイプ。反省はしている。後悔はしていない。