【やられた】便利なツールの落とし穴
皆様こんにちは、おじいちゃんです。
普段何気なく使っているものでも、
ちょっと違う使い方をする必要が出てくると途端に悩んだりする事ありませんか?
電車通勤はするけど、タクシーにあまり乗らない人が、SUICAでの支払いが出来るのか?どこにかざすのか?で悩んだり
今回は、有名なツールを簡単にご紹介した上で私がはまった落とし穴に関してのお話です。
まずはツールのご紹介
システム関連のお仕事をされている人なら名前位は知っている。
その位有名になった今回のツールは、A5Mk2です。
言わずと知れた高機能な汎用SQLクライアントですね。
テーブル設計書なんかは、結構A5Mk2で出力されたフォーマットを色々な現場で見かけますし
テスト結果のDBエビデンスも独特のヘッダカラーがExcel上でよく見かけます。
因みに、開発者である松原さんは拘りはないそうなのですが、【エーファイブ】と読むのが一般的な様です。
私は昔、松原さんの同僚の方とお仕事をさせていただく機会があったのですが、
私の当時の勤務先では【えーご】と呼ぶ事が多かったのですが、前述の同僚の方から
結構強めに「エーファイブですから」とご指摘を受けた記憶があります。
Aは旧プロジェクト名の「アマテラス」から来てるとは思うのですが、5は何処から出てきたのでしょうか?
ご存じの方がいらっしゃれば教えてください。
知ってればハマらないだろうけど知らないと確実にハマるでしょ
と言う事で余談が過ぎましたが、本題の【落とし穴】のお話ですね。
今回の落とし穴はOracle+A5Mk2の組み合わせで発生いたします。
ここまで読んで、「あ~あれか」と思った方は、多分ソレなのでご期待ください(?)
さて、私事ではございますが、私にとってのOracleさんと言えば、
9iとか11gとかの頃に、ちょびーっと触った記憶があるな~と言う程度の物。
それがこの度めでたく、cloud型のoracle autonomous database 19cでお仕事をさせていただく機会を頂きました。
現場ではA5Mk2をSQLクライアントとして開発をする方針との事だったので
SQLServerやMySqlで慣れ親しんだA5Mk2を使えるので安心しきっていたのですが
この「慣れ親しんだ」と言う部分が今回大ハマりした原因の一つでもありました。
結論から申し上げますが、
OracleにA5Mk2で繋ぐ時は、「SQLの区切り設定を/(スラッシュ)のみの行」にしないと、構文によっては実行できません。
いや、本当にくっだらない事で無茶苦茶時間使いました。
ちょっとした実験と言うか確認がしたくて、【DECALRE 変数名 型】って言う変数宣言がしたかっただけなんです。
でも動かない・・。
SQL構文として正しいはずの記述をしているのに、エラー吐き続ける・・。
エラー番号で調べても該当なし・・。
現場で数人巻き込んで、「動かない祭」開催・・。
だー!!!って色々投げだしたくなった位の頃合いで、ふと目に留まった「PL/SQLでは・・・」と言うネットの文字
私の頭の中で繰り返される「PL/SQLでは・・・」
あれ?OracleさんってSQL書いてた時って/(スラッシュ)で構文締めてなかった?
と思いつき、A5のオプション項目確認したら、見事にありました。
もうね、本当に、知ってる人にとっては当たり前の話過ぎてドンビキだと思うレベルなんですが、
数年ぶり(サバ読みすぎ、本当は10数年ぶり)に触るとそんな事すっかり忘れてるんですよね~
はい、設定変えただけで普通に動きました。
巻き込んだ皆様へ、この場をお借りして謝罪申し上げます。
本当にごめんなさい。ありがとうございました。
一難去ってまた一難(余談)
と言う事で、普段使いなれているツールでも、普段とは違う使い方をする必要があると
混乱したり、迷ったりする事があるよね。と言う、おじいちゃんの体験談でございました。
このブログの読者の中のどなたかお一人でも「役に立った」と思っていただけたら幸いです。
そして、無事に変数宣言できた私は、意気揚々と試したかったSQL全文を流したのですが、
マウスポインターがくーるくる・・・
10分経ってもくーるくる・・・
【きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで。】
私が実行したタイミングで、別の方が大量データの投入テストし始めてました・・。
皆さんも、作業に集中して、忘れたり後回しにする事があると思いますが、
【ホウレンソウ+確認】もお忘れなく。
それでは今回はこの辺りで、お読みいただきありがとうございました。
おじいちゃん
入社月の社員総会で、初対面の「いかさん」にこのあだ名をつけられました。