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【ライフハック】設定すると便利なPC設定「Windows&Mac編」

いつもルトラの会社ブログをご覧いただきありがとうございます。

おじいちゃんです。

いつも本の話ばかりなので、たまには小技?ライフハック?的な記事も書こうかな~っと言う事で、

私がSES事業で、お客様のPCを貸与頂いた際に行うPC設定の1つをご紹介です。

■そうは言ってもお客様PCでの自由度なんて。。。

はい!皆さんがご想像された通り。

ITリテラシーと言う言葉が一般化している昨今

事業主企業のシステム部門でさえ、ネット閲覧やアプリのインストール状況等を

監視・管理されているのが当たり前。

ましてや、SESで貸与されているPCで事故なんか起こした日には

個人の問題を飛び越えて、会社の存亡にすら関わるような事案になりかねません。

私も、お客様指定のアプリケーション・ツール以外は貸与PCへのインストールはしませんし、

使いたい新規のツールがある場合には、きっちり事前に相談の上、

責任者の方のご承認を頂いた上でインストールしています。

勝手な事したら怒られるは当たり前です。

■じゃあ何するの?結局小技って何よ?

はい!答えを先に言ってしまうと「IntelliSense(インテリセンス)」です。

つまりは入力補助機能ですね!

は?何言ってんの?IDEに標準機能であるじゃん?と思われたそこのあなた

そういう人にこそ、是非続きを読んでいただきたい。

前述した通りのIDEは当然ながら、ブラウザのオートコンプリート機能をはじめ

昨今の世の中には、入力補助が至る所にあります。

エンジニアの皆さんも、ユーザから「郵便番号入れたら住所補完してよ」等のお声をいただき

開発をされた事があるのではないでしょうか?

または、上流工程をされている方は、常に「ユーザビリティ」と言う言葉に付きまとわれているのではないでしょうか?

では、そのユーザビリティを自分の為に設定してみませんか?と言うのが今回のお話

事前に用意する物は、「自分が日常的によく使う言葉」だけです!

ではでは、詳しく話していきましょ~

■OSの標準機能で楽しようぜ

Windows及びMacOSの日本語版PCには、「辞書登録」と言う機能が備わっています。

使うのはこのOS標準の辞書機能。

今回はWindowsPCでの説明となります。

初心者から熟練者までよく使うSQL文の一部を例に挙げます。

タスクバーの所に「A」や「あ」と言ったように、IMEと言う日本語変換機能が付いてますよね?

そちらを右クリックすると、画像の様なポップアップが起動します。

その中から、「単語の追加」を選択すると

画像の様な画面が出てきます。

では、【単語】に「select * from」と入力し

【よみ】に「せぇ」(sele)と入力してください。

それ以外の項目は、お好みで好きにして下さい。特に設定しなくても困りません。

「登録」ボタンを押して閉じて下さい。

では、実際にメモ帳等を開いて、「せぇ」と入力し、変換してみて下さい。

「select * from」と変換されたと思います。

他にも、例えば、メール文章で「いつも大変お世話になっております。」と入力する場合にも

【よみ】を「いつもた」等で設定にしておく

チャットで誰かの発表を聞いた際に「88888」等で拍手を表現される方は

【よみ】を「888」等で設定にしておく

等、使い方は人それぞれですが、可能性は無限大!

注意しないといけないのは、一般用語と同音の読みで設定してしまうと、

候補がいっぱい出てくるので、効果が薄くなってしまうので、

IMEに登録されていない読みで登録した方が良い事。

日本語入力からの変換前提なので、タイピングに自信があり

今から変な癖付けようとすると逆に効率悪い。等の

慣れの問題がある。と言う事。

(私はスマホのフリック入力がどうしても慣れません)

等々、細かい問題は実際あったりします。

■余談の効果測定(机上)

ただ、机上値では入力速度の向上による時短効果は恒久的にあがっていきます。

「 select * from 」と入力するとキーボードを13回(*のShiftキーも合わせると14回)指が動く事になります。

それに対して日本語で「せぇ」と入力するなら4回(変換キーを含めても5回)とおおよそ1/3になります。

タイピングの1キー辺りの入力速度を0.1秒と仮定して、

PoC・ドキュメント・実開発・テスト・障害対応等々で、年間で、100回書いたとして、

その内、手入力での事故率(入力ミスによる再入力率)を10%と仮定すると以下の差になります。

フル入力:14 * 0.1 * (100 * 1.1) = 154秒

辞書入力:5 * 0.1 * (100 * 1.1) = 55秒

これが、キャリア10年であれば、1540秒:550秒の差となり

キャリア20年であれば、3080秒(51分):1100秒(18分)の差となります。

事故率は同確率で計算しましたが、入力数が減ると言う事は、相対的に事故率もさがるので、

差はもっと開くはずです。

あくまで机上の数字ではありますが、例にとった、たった1単語でこの差となりますので、

日常で使う定型文の様な物が多い人程、登録数は増えると思いますので、より効果はあるはずです。

■最後に

個人的に登録しておいて良かった。と思うケースで言うと、

実は「いんせれ」だったりします。

滅多に使わないんですが、【Insert Into t_ () (select * from )】と変換するようにしています。

これ、意外と普段使わないが故に、あれ?value要るんだっけ?要らないんだっけ?とか迷ったりしますが

こうしておけば、後は上記の内容を添削するだけで、Insert~Select文が作れるので、備忘録代わりにも使えたりします。

そして、今回のライフハック記事に関しては、万人に100%の正解では無い事

また、「基本的には怒られない範囲」である事をご了承ください。

私の経験上、怒られた事が無いだけで、100%怒られない。と断言できる内容ではないので、

あくまで、実施に関しては自己責任でお願いいたします。

それでは今回もルトラのブログをお読みいただきありがとうございました。

おじいちゃん

おじいちゃん

入社月の社員総会で、初対面の「いかさん」にこのあだ名をつけられました。

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