こんにちは。井の中のけろっぴです。
またしても意図せず魚ネタとなってしまい、魚の呪縛から逃れられません。
名古屋港水族館はシャチ、イルカ、ベルーガを一度に楽しめる、国内でも貴重な水族館です。
見どころが多く、子どもから大人まで楽しめます。
※ちなみに、シャチ、イルカ、ベルーガは全員哺乳類のため、
魚の呪縛にとらわれた私でも楽しめます。
また、愛知県の中高生にとっては、
付き合う前に一度は候補に挙がる定番の青春スポットでもあります。
・会話が途切れても魚を見ていれば成立する。
・館内が暗く、ちょっといい感じの雰囲気。
・イルカショー中は、無理に会話を続けなくてもよい。
初々しい二人を設備面から支えてくれる、非常によくできた施設です。
しかし、我が家の2歳児。こちらの期待どおりには動きません。
せっかく水族館に来たのだから、何とか水族館の生き物に興味を持ってほしい。
周りのカップルと同様、
「君を振り向かせたい!」
そんな思いで2歳児に挑みます。
7番勝負 開始!!
今回の目的はただ一つ。
2歳児を水族館の生き物に振り向かせること。
レギュレーションは以下の通りです。
・全7戦行い、先に4勝した方が勝利
・「水族館に来てよかった」と親が思える反応を見せたら親の1勝
・親の期待とは別方向に全力で楽しんだら2歳児の1勝
・泣いた場合はノーゲーム
※審判・実況・判定はすべて親が担当します。
※チャレンジは2歳児の語彙力の都合上、受け付けません。
第1戦 VS 鯱

初戦から名古屋港水族館の看板、鯱です。
入口すぐに現れる、青く光る幻想的な巨大水槽。
その中を悠々と泳ぐ巨大な白黒。
でかい!
黒い!
近い!
初戦から出していい戦力なのか若干疑問ですが、
勝負の世界に手加減はありません。
しかも2歳児にとっては、人生初の水族館。
水槽に近づくなり、指を差して大はしゃぎです。
これは文句なしでしょう。
親としては「そうそう、水族館ってこういうことだよ」と言いたくなる理想的な反応。
この時点では、今回の7番勝負が楽勝だと思っていました。
幸先よく親の1勝。
1勝0敗。
第2戦 VS 熱帯魚
色鮮やかな魚が泳ぐ熱帯魚。
海物語では激アツの魚群。
小さくてカラフル。2歳児にも好印象です。
【明日役に立つ豆知識①】
海物語の魚群で泳いでいる魚の数は83匹らしいです。


これは勝った・・・と思いきや、強敵がいました。
車いす用のスロープです。
上る。下りる。
上る。下りる。
魚を見る時間より、坂を往復している時間の方が長い・・・
まさかの逆転負けで1勝1敗です。
※当日は空いており、利用される方がいないことを確認しています。
第3戦 VS 記念撮影コーナー
ここでとんでもない伏兵が登場しました。
有料の記念撮影コーナーです。
こういう場所にいるお兄さん、お姉さんは歴戦の猛者なので、
家族以外には塩対応の2歳児が、なぜかここではノリノリ。
水槽ではなかなか見せなかった笑顔まで飛び出しました。
完全に親の期待とは別方向です。
ちなみに記念写真だけでなく、2歳児の写真入りキーホルダーやマグネットも購入。
2歳児だけでなく、親まで完全に攻略されました。
1勝2敗。
早くも負け越しました。
第4戦 VS イワシトルネード
このままではまずい。
しかし、ここでよりによって現れたのが――
い、イワシ!? うっ・・・頭が・・・

親は直視できないものの、2歳児はしっかり奴らを目で追っています。
過去の古傷に苦しみながらも、不本意ながらピンチをイワシに救われました。
地獄のような魚群で2勝2敗の同点です。
第5戦 VS 亀
魚に慣れてきたのか、だんだんと立ち止まらなくなりましたが、亀はしばらく見ていました。

2歳にして早くも、独自のタートルトークを楽しんでいます。
魚ではありませんが、生き物なので問題なく勝利です。
しかも亀といえば、海物語シリーズでは堂々の3図柄担当。
今回に限っては魚より頼りになります。
3勝2敗。
【明日役に立つ豆知識②】
海物語では偶数図柄が魚類で奇数図柄は魚類以外が担当しています。
奇数図柄に関しては、「亀は長生き」など縁起の良い生き物が選ばれているそうです。
第6戦 VS イルカショー「BLUE ECHO」
3勝2敗。勝てば親の勝利。
そんな大一番で投入するのは、こちらの切り札。
名古屋港水族館が誇るビッグイベント
イルカショー「BLUE ECHO」です。

巨大プールを舞台に、イルカたちが次々とジャンプを決めるショーです。
音。
動き。
迫力。
2歳児を振り向かせるには十分すぎる戦力です。
これは勝ったでしょう。
しかし、我々には天敵がいました。
まさかの刺客――
売店のポテトです。

ショーの最初に渡したところ、2歳児は一度もイルカを見ることなく完食。
イルカが跳ぶ。
2歳児がイモを食べる。
イルカが跳ぶ。
2歳児がイモを食べる。
一度も視線がプールに向きません。
名古屋港水族館が長年積み上げてきた魅力を、
揚げたジャガイモが簡単に上回りました。
3勝3敗。
【明日役に立つ豆知識③】
645年の乙巳の変で暗殺された蘇我入鹿の「入鹿」は本名ではなく、
「鞍作(くらつくり)」が本名だったともいわれています。
なお、水族館で見ることはできません。
第7戦 VS ?????
3勝3敗。
こういうブログは、だいたい最終戦までもつれます。
デキレ感満載の王道展開です。
海物語は何を隠そう王道スペックなのです。
あと一度だけ、水族館の何かに振り向いてくれれば親の勝利です。
ここまで来たら最後くらい、水族館らしいもので決めたい――

無理でした。
アンパンマンの動く乗り物を発見しました。
今日一番の勢いで駆け寄っていきます。
振り向かせることには成功しました。
方向が違いました。
【明日役に立つ豆知識④】
アンパンマンの誕生日は、実は公式には分かっていません。
アンパンマンワールドにはカレンダーがないためだそうです。
なお、アニメの第1話が放送された10月3日は「アンパンマンの日」に制定されています。
結果発表
3勝4敗で 2歳児WIN
敗因。
坂。
記念撮影コーナー。
ポテト。
アンパンマン。
見事に水族館の生き物ではありません。
特にポテトとアンパンマン。
あいつらは明確に敵です。
「せっかく水族館に来たんだから、水族館の生き物を楽しんでほしい」
そんな親の思惑とは裏腹に、
2歳児は2歳児なりの方法で名古屋港水族館を満喫していました。
親のプライドを賭けた7番勝負。
3勝4敗。
次回のレギュレーションでは、
ポテトの持ち込みおよびアンパンマンは禁止とします。
人生の幸福度は、期待値の積み重ねだと思っています。