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【夏の思い出】屋久杉トレッキング

現場の夏休みのタイミングで3泊4日で屋久島に旅行に行ってきました。

中でも縄文杉を見に行く屋久杉トレッキングツアーが楽しかったので紹介したいと思います。

屋久杉トレッキングとは?

屋久島にある、日本最大級の杉の木を見に行く山登りツアーで、トロッコの線路の道約8.5kmと、険しい山道約2.5kmを片道5時間ほどで登ります。

基本的にはツアーを申し込んでガイドさんに登り方・下り方を教わりながら、道中にある動植物や屋久島についての説明を聞きつつペース配分などもお任せしてトレッキングをしていくのですが、
登山口までは専用のバスで40分ほどかけて行く必要があり、最終バスの時間が18:00頃となっているため、道中の所要時間次第ではこれ以上進むと戻れなくなると判断してガイドさんの指示で縄文杉を見られず引き返すこともあるそうです!

宿からバス停が約30分、朝5時台のバスで登山口へ向かわねばならず……
前日の観光後、即登山の準備と寝る支度をし、タイムアタックかのようなハードスケジュールで20時頃に布団に入りました!

 

そもそも屋久杉とは?

屋久杉トレッキングツアーにいくまで、単に「屋久島にある杉」の総称が屋久杉だと思っていたのですが、「屋久杉」になるためには条件があるとのこと

木の直径でだいたいの樹齢がわかるそうで、屋久島に「自生」している 樹齢1000年以上が「屋久杉」、1000年未満の杉のことは「小杉」と呼ばれています。
「自生」が条件なので、他の土地からもってきた杉の植林は1000年経ったとしても「屋久杉」にはなれません。

縄文杉とは?

樹齢2,170年から7,200年と言われる日本最大級の杉の木で、「縄文杉」という名称でこのツアーの主目的・ゴール地点となっています。
縄文杉に向かう道中でみられる屋久杉のいくつかも、木の特徴的な形状から特別な名前が付けられて有名なフォトスポットとなっています。

いざ縄文杉へ

3:30-4:00  起床・出発

トレッキングへ行くときには、宿泊先などで「登山弁当」を申し込んでおきます。
朝食・昼食の2つ分のお弁当を受け取り、ガイドさんが宿まで迎えにきてくれるのを待ちます。

4:00-4:30  登山バスの乗り場へ車移動

ガイドさんにバス乗り場まで連れて行ってもらいます。道中、お土産や食事でのおすすめ店を紹介してもらいとても助かりました。

バスは先着の整理券で乗る必要があるそうで
いくつかの理由で初心者の私たちが登山しやすい始発に乗れるよう、早めの集合かつ車をかなり飛ばしてバス乗り場まで連れて行ってくれました。

バスの到着時間までは、乗り場にあるベンチで朝食用登山弁当を食べました!まだ真っ暗で星もいっぱいみえます。

5:00-5:40  登山口までバス移動

かなりの山道でバスは相当揺れました。
私は車酔いはあまりしないので大丈夫でしたが、寝不足と登山の疲れで普段酔わない人も酔うことが多いそうです!

5:45-9:00  トロッコ道を進む

約8.5kmのトロッコ道を進み始めます

 

ところどころ老朽化でボロボロになっていて、足場が不安定なところも多々ありました。

壊れかけの道・高所など、はじめは新鮮さや怖さで楽しかったのですが……
あまりにも長すぎて単調で、途中からは眠気との闘いでした。

昔集落があった場所や、集落の子どもたちが通っていた学校跡地などもありました。

屋久猿にも遭遇!遭遇率は50%くらいとのこと!

私たちの後ろをしばらくついてくるような形で、一緒にトロッコ道を進みました。
屋久猿は普通の猿よりやや小さめでかわいらしかったです!

屋久鹿に出会えることもあるそうですが、こちらは遭遇率20%くらいとのことで残念ながら会えませんでした。

9:00-9:30  山道開始、ウィルソン株までの登山

ようやくトロッコ道が終わり、最後の公衆トイレでいったん休憩してから登山開始です

自然保護のため、この先はところどころに設置されたテント内での災害時用携帯トイレ(各自持参)しか利用できません

観光センターにこんな感じで見本がありました

山道は階段があったりなかったり……
階段があっても一段だけ壊れていたり穴が開いていたりネジがはずれていたり……
逐一ガイドさんが踏むと危ないところを教えてくれます

道がない道も多々あり、そこはガイドさんが「右手でこの木につかまりながらここまで行って、そしたら次は左手でここをつかみます」といった感じで登り方を丁寧に教えてくれました。

映画「いま、会いにゆきます」のロケ地もありました

ウィルソン株は縄文杉の次くらいに有名なスポットで、折れた屋久杉の中に入って見上げるとハート型になっていることで有名になった人気フォトスポットなのです。

見上げただけでは全然ハートではない

特定の場所から見上げてスマホを体ごと右に傾けて撮るとハートになるとのこと

10:00-10:20  昼食

道中ベンチが集中して置かれている「昼食スポット」がいくつかあるのですが、
タイミング次第で混んでしまうこともあるようで、ガイドさんがいい感じのタイミングで昼食休憩にしてくれました。

昼の登山弁当と、ガイドさんがくれたインスタント味噌汁で休憩

10:30-11:30  縄文杉までの登山

数年前、令和になってから台風で倒れてしまった屋久杉があり、以前使っていた階段がふさがってしまっています

迂回ルートを開拓したらしく、その先には手すり付きの明らかに新しい広めの階段がありました(写真は撮ってません)

これほどの奥まで木材を運ぶにはヘリコプター必須のため階段を作るためにかなりの金額がかかったらしく、
一段約100万で作られた階段を登る!ということや、ついている手すりが(お金がかかるので)途中でなくなってるということなど、登るのがなんか面白かったです

屋久杉トレッキング終盤でようやく世界遺産区域へ!
たった一部しか世界遺産登録されていないのは、人の手が加わっている部分は世界遺産にできないからだそうです

こちらも有名フォトスポットの「夫婦杉」という屋久杉

同じ種類の木は枝同士がくっついて1本に合体するそうで、手を繋ぐようにくっついて2つ並んでいるから夫婦ということのよう
このつながっている部分に別の木が植生しているらしく、秋にはここだけ紅葉して紅くなるというのも人気ポイントらしいです

ドラゴンや鹿のように見えるということでここもフォトスポットとして人気なようです。ここまできたら縄文杉は目前だそう

行きの景色は↑ですが、帰りは↓のように別物にみえます

歩き始めてから約5時間半、ようやく縄文杉に到着しました!

 

昔は木のふもとまで近づくことができ、縄文杉の下でお弁当を食べられたそうなのですが、

自然保護や安全性の観点で、今はデッキが作られ、デッキまでしかこれないようになっています。

せっかくここまで見に来ておいてなんなのですが、遠いため思ったほどではないというか、道中目にした他の屋久杉のほうが迫力を感じました……
でもなかなか歩くことがないような険しい山道の登山を経験できて楽しかったので、満足度は高かったです!

11:45-16:45  下山

行きの道中にあった足元が怖かったはずの道も、帰りは慣れすぎて全く恐怖感なく、景色を楽しむ余裕もありました

帰りのトロッコ道は、疲労+トロッコ道の硬さで、少し足が痛かったです

時間配分に余裕があるとのことで川に寄り道して休憩

筋肉痛も覚悟していたのですが、筋肉痛になりにくいストックの使い方や手足の使い方などをガイドさんが話してくれていたので、筋肉痛なしでした!

17:00-18:30  バス+ガイドさんの車で宿まで帰る

屋久島は雨が多く、屋久杉トレッキングでは突然の大雨に見舞われることがほとんどだそうなのですが、こちらも運よく雨が全く降らず、快適なトレッキングでした
(たまたま雨が全然降らない異例の時期だったようで、このガイドさんも別のツアーをお願いしていたガイドさんも、口をそろえて「こんなことはめったにない」と言っていました)

登山バスの乗り場の近くには「屋久杉自然館」という施設があります。

縄文杉の枝が折れたもの(本物)も展示されています。

トレッキングで通ったトロッコ道の途中の集落の学校跡地のジオラマ

ほかにも各屋久杉についての解説、トレッキングコースの解説、集落があったころの映像や生活についての説明などがあり、
屋久杉と普通の杉の断面を見たり触ったりして比較するなど、色々体験しながら知れるコーナーも充実しているので、屋久島へ行く際には(トレッキングは行かないとしても)こちらもおすすめです。

引きこもり在宅オタクです

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